未経験からでもIT業界を目指すことは十分に可能だ。ただエンジニアと一口で言っても色々な職種がある。具体的にどういった職種があるのか詳細に知りたい場合は、こちらのエンジニアの種類を紹介しているサイトで確認してほしい。

せっかくIT業界に入るなら、数ある職種の中でも需要の高い職種に就きたいものだ。IT業界では特に情報と技術の移り変わりが早く、常に最新の情報と技術を追い求め続けなければならない。その上で、今後需要が高いと見込まれる職種を見極めるには、今後社会的に必須になってくるであろうものを判断する必要があるだろう。

人工知能であるAIの発展はめざましく、身近なところでもAIの搭載されたものを目にする機会が増えてきた。たとえばロボット掃除機や冷蔵庫などの家電製品にもAIが搭載されている。さらにAIで自動運転を行う電気自動車や、災害時の救命救助などの分野でも研究が進んでいる。今後さらに精度を上げて様々な分野で活用されていくと見込まれているため、AIエンジニアの需要は高いといえるだろう。ARやVRなども今後活躍の場が広がるといわれている最先端技術だ。ゲームなどのエンターテインメントだけではなく、すでに医療や不動産にも多用されている。

未経験からAIエンジニアやVRエンジニアを目指すのは簡単とはいえない。だが慢性的な人材不足であることから未経験でも可能との求人を出す会社も増えている。面接では、プログラミングの経験の有無や、統計学をはじめとする数学を仕事に活用できるか否かを見られる可能性が高いだろう。また、未経験である分、「なぜこの仕事がしたいのか」という意欲と熱意を誰よりも強く伝えることがポイントだ。